(第2次)子ども読書活動推進計画(平成28年3月策定)

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読書が、子どもだけでなく全ての世代にとって欠かせないものであることは、いまさら言うまでもないことでしょう。

しかし、「子どもの読書活動を推進」の必要性を叫ぶ 大人たちにとっての「読書」と、その当事者である子どもたちにとっての「読書」は、はたして共通のものなのでしょうか。穢れなく澄んだ子どもの目に見つめ られ「読書って何?」と問われた時、私たちは「読書」についてどのような定義であると答えるべきでしょうか。

辞書で引けば、単純に「読書」とは「本(書)を読むこと」とあるでしょう。では、「本」の定義はどうでしょう。

今回、行った子どもの読書活動に関するアンケートでは、「まんがや雑誌を除きます。」と定義しました。それに対する、子どもたちの反応は、回答欄ではない用紙の余白などにはみ出すようにして、殴り書きされた心の叫びとして見ることができます。

「まんがなら読む」

「ラノベ(ライトノベル)が少なすぎる!」

その筆跡や文体には、子どもたちの苛立ちや大人たち への不信の色までも混ざっているように思われます。将来、「読書が好き」と答える大人になる子どもと、全く「読書」から遠ざかってしまう子ども。このいず れになるかは、その親を始めとする身近な大人が、「読書」や「本」というものを、どのように捉えているかに、大きく影響されます。

時代は、ICTの進歩により僅か5年の間にも大きく 変化しています。学校の授業にもコンピューターやタブレットなどの電子的な活字媒体が活用されるようになってきました。家庭においてもスマートフォンなど で電子書籍が読まれるようになり、紙媒体の「本」を読むことだけが「読書」ではなくなっています。

子どもの読書活動を推進するためには、今まで以上に子どもたち自身の価値観に寄り添って、時代に即した新たな取組により、子どもたちの人生がより豊かなものとなるように導くことが必要です。

そのために、この度、新たな「豊川市子ども読書活動 推進計画」として、その礎となる「子ども読書活動推進大綱」と、具体的な取組を掲げた「子ども読書活動推進実施計画」を策定し、今後はこれに基づき、子ど もの読書活動を推進していきます。

(第2次計画【大綱】の「はじめに」より)

実施計画の進捗管理

平成28年度の実施状況について

平成28年度中に「開始」、「実施」、「拡充」、「見直し」、「継続」又は「検討(継続)」として計画していた25の取組について全てを実施し、平成29年度以降に実施等を計画していた5つの取組を前倒しで実施しました。(実施率120%を達成!)

1.平成28年度実施状況報告書(PDFファイル)

平成29年度から平成33年度までの実施計画(ローリング後)

5つの取組の前倒しや目標値などの妥当性を検討した結果を反映し、平成29年度からの新たな5年間についての実施計画に改めました。実施計画は各取組の進捗状況を見ながら常に見直しを行っておりますので、掲載している実施計画のPDFファイルは、随時、最新のものに更新します。

2.(第2次)子ども読書活動【実施計画】(H29~H33)(PDFファイル)


 

(第1次)豊川市子ども読書活動推進計画<平成23年3月策定>

子どもの読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできない大切なものです。

近年、テレビ、CD、DVD、インターネット、ゲー ムなどさまざまな情報メディアの著しい発達・普及による多様かつ大量の刺激的な情報の氾濫や子どもを取り巻く生活環境の変化、さらには幼児期からの読書週 間の未形成により、子どもの「読書離れ」や「活字離れ」が懸念されています。

また、平成22年に公表された「OECD生徒の学習到達度調査」では、平成19年度に比べ子どもたちの読解力の向上したものの、課題であることに変わりはない状況です。

このような状況の中で、本市図書館においてもこれまで子どもの読書活動の推進に関するさまざまな取り組みを行ってきました。しかし、依然として、子どもの読書離れや活字離れの問題が解決されていない状況にあります。

そこで、子どもがいつでもどこでも自主的に読書をす ることができる環境の整備を行い、子どもの読書活動を推進していくため、本市における子どもの読書活動の推進となる基本的な方針やより具体的な取り組みに ついてまとめた豊川市子ども読書活動推進計画を策定するものです。

(第1次計画の「はじめに」より)